今回はBluetooth対応のMMCXイヤホンケーブル、MEE audio BTX1のレビューです。
なぜMMCXイヤホンをBluetooth化するのか
今やeイヤホンのようなオーディオマニア御用達のようなお店でもBluetooth系の商品売上が5割近くを占めるそうです。
それくらいBluetoothが一般化されているわけですね。
しかし、Bluetoothに特化したケーブルレスイヤホンはバッテリーの劣化問題、目まぐるしいスピードで進歩している無線での音声伝達技術を加味すると値段に対する使用年数が非常に短いと思います。
来年にはaptXなんて技術は時代遅れと言うようなことが普通にありえる世界です。
ですので、このようなMMCX対応のBluetooth化ケーブルに目を付けました。
これであれば技術が進歩しようがバッテリーが劣化しようがMMCX規格さえ廃れなければいつでも最新の技術を使えるわけです。
私はShureのSE315をかれこれ5年以上愛用していますのでそのケーブルを変更することにしました。
MEE audio BTX1を選択した理由
aptX対応のケーブルの中では一番安かったからです。
信頼できる宮地楽器さんが輸入し販売していることも大きいです。
また、バッテリーが最長7時間と言うのも気に入っています。
今まで使っていた格安のOKCSC DD4Cはバッテリーの持ち時間が3時間弱でして、日頃の通勤往復すら持ちませんでしたので…
例えばShureのBluetoothケーブルは対応コーデックがSBCのみなのに10,000円以上します。
WestoneのAAC、aptX対応ケーブルに至っては20,000円近い値段となっています。
MEE audio BTX1のレビュー
MEE audio BTX1の付属品
- Bluetooth対応MMCXケーブル
- USB充電器(microusb)
- 日本語マニュアル(外箱についています)
- 英語等多言語のマニュアル(内箱に入っています)
- 試供品のイヤーチップBULLETZ GEMINI
と必要最低限の付属品一式が付いています。
MEE audio BTX1の音質
今まで使っていた格安BluetoothレシーバーのOKCSC DD4Cと比較していきます。
どちらもSBCで確認しました。
明らかにMEE audio BTX1の方が音が強いです。
高音、低音ともに迫力がある音が出ます。
MEE audio BTX1を使うときは基本的に野外になると思うのでこのようなドンシャリタイプのケーブルの方が相性が良い気がします。
MEE audio BTX1のBluetoothの強さ
OKCSC DD4Cと比べて非常に良好です。
通勤ラッシュ時の品川駅や新宿駅ホーム上ではOKCSC DD4Cはほとんど無音状態になるのに対して
MEE audio BTX1は時たまブツブツ切れるだけで大体の時間は普通に聞くことができました。
通勤ラッシュ時の混雑駅では諦めているのでこれだけ聞ければ個人的には全く困りません。
MEE audio BTX1のバッテリーの持ち
OKCSC DD4Cと違い左右にバッテリーボックスがあるので公称値7時間となっています。
実際に通勤往復+アルファくらいの4時間程度は問題なく持ちました。
これだけ持てば基本的に困ることはあまりないのではないでしょうか。
MEE audio BTX1の総評
発展途上の技術にそこまでの大金はかけられないけど激安のSBC限定ケーブルは嫌だなぁと言った中間層にはベストマッチになるのではないでしょうか。
個人的にヒット作になるのではないかと思っています。