私が今回旅行を予定している場所は、フィリピンのセブ島、マクタン島です。
フィリピンの中では治安が良い場所なのですが、外務省の 危険情報・スポット情報・広域情報を見る限りは2本のように治安が良い場所とは思えません。
特にスリやボッタクリなどの被害が多いようですので、手持ちのGoProを盗まれないための対策を色々と講じてみました。
実際にこれら全てを装備した状態でフィリピンの街中を歩いてみましたが、見た目からして警戒しすぎな人なのでスリの対象からは除外されていたように思えます。
全く怖いと思うタイミングがありませんでした。
ここまでやれば初心者日本人の観光旅行でも安心でしょう!
GoPro盗難対策装備
私の考えた盗難対策の最強グッズたちです!
基本的な考え方
身体と繋いでおく
GoPro本体や自撮り棒と身体をとにかくチェーンで結んでおきましょう。
そうすることで、手やバックパックからGoProが奪われてしまったとしても身体でガードしてくれます。
流石に身体ごと盗むことはできませんからね!
道具は基本的に金属製
何と言っても盗難対策には強度が命です。
樹脂製のパーツだと簡単に折れてしまうので、力ずくで持っていかれる可能性があります。
ひったくりにあったときに自撮り棒が折れてしまい本体が持っていかれたなんてことがないようにしましょう。
冗長性
IT企業ではよく使う言葉ですが、片方がやられてももう片方でカバーすると言う考え方です。
例えばGoProと身体を2本のケーブルで結んでおけば、万が一一本が切れてしまってももう1本で盗難を阻止してくれる訳です。
標的にされない
私はきちんと対策してますよ感を全身から出していきましょう。
例えば
- バックパックは胸側で背負う。
- バックパックのチャックには南京錠を付けておく。
- 現地の服装に合わせる。
などです。
極端な例ですが、全身ブランドものに包まれて、走れないサンダル、無防備なGoProを手持ちしている。
こんな格好でいたらひったくられても自業自得と思いませんか?
そうならないように、徹底して旅行客感を消しましょう。
現地のフィリピン人に聞いたのですが、日本人は大人しいし押しに弱いから勧誘でもなんでも必死に狙うと言っていました。
韓国人や中国人の旅行客も多い国なのですが、圧倒的に日本人が狙われやすいようです。
そもそも日本人の時点で標的になりやすいのでなおさら気をつけるべきですね。
1.GoPro用 自撮り棒
Velbon 自撮り棒 ウルトラスティック
自撮り棒は値段と丈夫さ、品質がほぼ比例しますので盗難防止を考えるのであれば高くても極力丈夫なものにすると良いと思います。
この製品は棒がアルミでできており、限界の73cmまで伸ばしてもグラグラしません。
ベルトも付いているので手に巻き付けているだけでも盗難のリスクは大きく減らせます。
長年販売されているベストセラー的製品ですが、現時点でもこれより丈夫な自撮り棒はないと思います。
それくらい頑丈ですので盗難対策にはオススメです。
尚、GoProで使う場合には次に紹介しているアダプターが必要です。
Sonyのアクションカメラや通常のデジタルカメラであればこの自撮り棒のみで問題ありません。
2.GoPro用アルミ三脚マウントアダプター
Smatreeアルミ三脚マウントアダプタ
樹脂製と違い折れる心配がないのでこちらも盗難対策にうってつけです。
また、クイックリリース機能が付いていないのもポイントです。
クイックリリース機能は普段は便利ですが、盗難対策においては最悪の機能ですのであえて不便なこの製品にしました。
3.GoPro用 アタッチメント
REC-MOUNTS 回転式 クリップマウント REC-B53
クリップですのでリュックの肩紐などにつけて使います。
クリップは樹脂製ですが一般的な製品と違い非常に噛む力が強いです。
力のない人だとクリップの口が開けられないかもしれません!
クリップは非常手段
身体の正面にあるGoProを狙ってくる人はあまりいないと思いますが、防御力は下がるので自撮り棒が使えないときの非常手段ですね。
4.GLIDER GoPro用 アクセサリー 紛失防止セット
落下防止用の専用ケーブルをつけることでベルトやカラビナなどとGoProを結びつけることができます。
万が一自撮り棒やクリップごとGoProを持っていかれそうになっても、バックパックやベルトと繋いでおくことで盗難を阻止します。
5.スパイラルコード コイルチェーン
こちらはGoPro本体ではなく、自撮り棒とバックパックやベルトを結ぶためのコイルチェーンです。
GoPro本体と身体、自撮り棒と身体と二重に身体に付けておくことで万が一にも盗難を許しません!
6.GoPro純正防水ケース
盗難対策とは少しそれますが、海などに持っていく場合にはGoPro本体の防水に頼らず以下の専用ハウジングを買っておきましょう!
パラセーリングではエンジントラブルに見舞われますし、ジェットスキーではものすごい勢いでかっ飛ばすのでGoProはありえない勢いで水にぶつかります。
GoPro本体も防水機能は持っていますが、海の塩水や勢いよく水がかかる場面は想定されていませんので浸水してしまう可能性大です。
7.バックパック用南京錠
バックパックにGoProを入れているときに盗まれないようにするためのものです。
バックパックからものを盗むのも常套手段なので、うっかりチャックを開けられないようにします!
これらの装備を付けてみた絵
服装は現地の人に近づける
フィリピン人に紛れるように上は半袖のポロシャツ、下は半ズボンを履いています。
極力よれよれな服を着るのもポイントです。
フィリピンは水道水の品質が悪いのと潮風にやられているのでみなさんヨレヨレです。
髪型もポイント
フィリピンの人は2ブロック風の超ショートヘアの男性が多いです。
女性はほぼ例外なくロングのストレートで、前髪長くきっちりと分けています。
私もそれにあわせて人生で初めてなほどショートにして行きました。
数々の盗難対策
- GoProとベルトをコイルチェーンでつなぐ
- バックパックを前に抱える
- バックパックのチャックには南京錠
- バックパックの紐はきつくして引っ張っても身体から抜けないようにする
- 自撮り棒とマウントは金属製
- GoProと自撮り棒はきちんとネジで止める(ワンタッチ機構は使わない)
などなど色々と盗難対策をした格好がこれになります。
安全な場所にいたので油断していますが、普段は自撮り棒のロープにもきちんと手を入れています。
これで被害に合う確率は減らせる
こういう感じで対策しているぞ感を出しまくっていると、そもそも標的にならないのでジプニーに乗っていても、混雑している市場にいてもスリをしようと言う対象から除外されやすくなります。
5.GoPro盗難対策のまとめ
私は以下の点に注意して盗難対策を講じました。
実際にこの装備でフィリピン以外の国も何カ国か回っていますが、盗難の被害にはあっていません。
そもそも盗難にあいそうにすらなっていないです!
やはり、実際の盗難対策以上に対策しているぞ感を出すのは有効なようです。
この考え方は大事
1.強度…基本的に金属製品を使います。 樹脂だと折られて盗まれる可能性があるからです。
2.冗長性…1つ目が壊されても2つ目の盗難対策によりガードしようと考えて準備をしました。
基本的に1つの製品に対してケーブルやワイヤーを2本、体の左右につないでいます。
3.標的にされない…この盗難対策をアピールすることでターゲットから排除してもらいます。
又、服装も現地人に溶け込むことを最優先に考えています。
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