キャロウェイ シュアアウト ウェッジ

今回は趣向を変えてゴルフギア紹介をしたいと思います。

私は大体100を切るくらいで回るエンジョイゴルファーなのですが、ある日突然得意だったバンカーが大の苦手になり酷いときはギブアップするまでバンカーが出ないこともあります。
柔らかい砂は全然良いのですが、安いコースによくある砂が少ない、砂が硬いコースだと全くボールが出ません…

悩みすぎて頭がおかしくなっていたところにキャロウェイ シュアアウト ウェッジなんて言う頼もしい名前のウェッジがあったので藁にもすがる思いで購入してみました。

キャロウェイ シュアアウト ウェッジとは

マックダディなどプロからも定評のある軟鉄ウェッジを作っているキャロウェイが、突如として超初心者向けのステンレスお助けウェッジを発売しました。
シュアアウト(SURE OUT)の名の通り必ずバンカーから出る(はずの)ウェッジと位置づけられています。

良くわからないメーカーのお助けウェッジは流石にちょっと見栄張れないですし、本当に問題ない商品なのか少し不安です。
キャスコからドルフィンウェッジと言うものが出ていますがこれは100yショットなども普通に打てるし、バンカーも簡単!のような両取りの製品になっています。

ところがこのキャロウェイ シュアアウト ウェッジはロフトが58度と64度!の2種類しか展開されておらず、バンカーとグリーン周りのアプローチに超絶特化したクラブになっています。
巨大メーカーがここまで偏った製品を出すのを私は見たことがありません。

キャロウェイ シュアアウト ウェッジの外観

64度のロフト角にも驚かされますが、写真のようにバウンス角もものすごいことになっています。
このロフト角とバウンス角のお陰でフェースを開くなどバンカー特有の技術を使わずともきちんとエクスプロージョンショットが打てるようになっているわけですね。
64度もあれば相当顎の高いバンカーでも大概脱出できるはずです。

又、スコアラインがフェースの端から端まで惹かれているため、ただでさえ大きめのフェースが更に大きく見えますね。

外からみると明らかにお助けウェッジ感が出ているのですが、構えてみると意外と普通のウェッジなので大きな違和感はありません。
ロフト角も64度あるとは思えないくらいに普通です。

キャロウェイ シュアアウト ウェッジを使ってみて

実際にシュアアウト ウェッジをコースで使用してみました。
64度と言うロフト角なので普通の場所で使うとだるま落としになるのではないかと心配していたのですが意外と普通に打てます。

バンカーは上手いか下手かは置いておいて出すだけなら難しい硬い砂でもなんとかなるようになりました。
コツはバンカーだからと言って打ち込むのではなく、普通にボールを少し左足よりに置いて打つだけです。
変にバンカーショットっぽく打つと逆効果でした。

予想外だったのが、ピンが手前にある難しいコースやバンカー超え、池超えなどの上げて止めなければ行けないアプローチで大活躍したことです。
シュアアウトと言いつつ40yくらいまでのアプローチであれば普通に打てます。
球がメチャクチャ上がるので素人とは思えない激スピン系ショットが打てるので、寄らなかったとしてもなんとなく優越感に浸れますね!
普通に30yくらい打つとボールマークから1yくらいの場所にボールがある感じです。

バンカーやプレッシャーのかかる○○越えのアプローチであれば大活躍間違いなしなのでぜひ1本バッグに入れてみてはいかがでしょうか。