フィリピンの入国書類の書き方、入国審査の流れ【セブ旅行】

フィリピンへ入国する際は飛行機で入国書類を記入し、到着後は入国審査を受ける必要があります。
海外旅行に慣れていないと一番不安な部分ですよね。

私も不安でしょうがなかった人なので、素人ならではの視点でフィリピンへの入国方法を記事にしました。

 

フィリピンの入国書類の書き方

成田空港からフライトしてすぐに入国手続き用の書類が二枚配られます。

  • 入国カード
  • 税関申告書

この2枚の紙を持ってマクタン空港で入国手続を行いますので、それぞれの書き方を紹介します。

フィリピン 入国カードの書き方

これは全員が各自記入する必要があります。

  • LAST NAME : 名前を書きます。(山田太郎さんなら「TARO」)
  • FIRST NAME : 名字を書きます。(山田太郎さんなら「YAMADA」)
  • MIDDLE NAME : 日本人でミドルネームのある人は中々いないと思うので、「NONE」と書きます。
  • CONTACT NUMBER AND/OR E-MAIL ADDRESS : メールアドレスを記入します。gmailなど連絡が取れるものであれば何でもOKです。
  • PASSPORT/TRAVEL DOCUMENT NUMBER : パスポートの番号を記入します。
  • COUNTRY OF FIRST DEPATURE : 第一国籍を書きます。「JAPAN」になると思います。
  • COUNTRY OF RESIDENCE : 居住国を書きます。大体の人はこちらも「JAPAN」になるはずです。
  • OCCUPATION/WORK : 職業を記入します。日本で言う「IT」などは一般的に職業にならないので「ENGINEER」などもう少し具体的に記入します。
  • FLIGHT/VOYAGE NUMBER : 飛行機の番号を記入します。搭乗チケットに書いてあるのでそのまま書きます。

フィリピン 税関申告書の書き方

これは家族であれば代表者一名のみ記入すればOKです。
入国カードと結構同じことを記入しますので、両方で差異がないようにしましょう。

  • SURNAME/FAMILY NAME : 名字を記入します。
  • SEX : 性別にチェックを入れます。
  • BIRTHDAY : 月/日/年の順番で生年月日を記入します。
  • OCCUPATION/PROFESSION : 入国カードと同じ職業を記入します。
  • CITIZENSHIP : 国籍を記入します。殆どの人は「JAPAN」となるはずです。
  • PASSPORT NO : パスポート番号を記入します。
  • ADDRESS(Philippines) : 宿泊先の宿名を記入します。
  • ADDRESS(ABROAD) : 現住所を記入します。英語表記なので部屋番号→番地→丁目→町名→市区町村→県→国の順番で書きます。
  • FLIGHT NO : 入国カードと同じ飛行機の番号を記入します。
  • AIRPORT OF ORIGIN : 出発元の空港を書きます「NARITA」が多いでしょう。
  • DATE OF ARRIVAL : 到着日を記入します。
  • PURPOSE/NATURE OF TRAVEL TO THE PHILIPPINES : 入国理由を選択します。「Tourism」の人が多いと思います。
  • NO. OF ACCOMPANYING MEMBERS OF THE FAMILY : 自分を除く同伴者数。一人旅の場合は「0」、二人の場合は「1」となります。
  • NO. OF BAGGAGE : 全員分の空港で預けた荷物、手荷物の合計数です。
  • GENERAL DECLATION : 動物を持ち込んだりなど悪いことしないよねの質問です。確認の上OKな人は全て右側にチェックが入るはずです。
  • SIGNATURE OF PASSENGER : サインです。漢字でも良いですが、格好良く筆記体で書くとそれっぽいです。

飛行機の雑誌にも書き方が掲載されている

バニラエアの場合には飛行機内の雑誌に書き方が書いてありました。
また、添乗員の方に聞けば親切に教えてくれますのでなんとかなると思います。
※実際、添乗員に聞いてる人がたくさんいました。

セブ・マクタン空港到着後の手続きについて

飛行機を降りた後は皆さんについて行けば大丈夫です。
セブ・マクタン空港は狭いので一人でも迷子になることはないと思います。

入国審査

飛行機を降りて最初にやることは入国審査です。
審査は一人ずつ行い、各自パスポート入国カードを提出します。
また、顔写真を撮る必要があるので帽子やマスクは外しておきましょう。

よくある入国審査だと 「セブンデイズ サイトシーン」と連チャンするイメージがありますが、マクタン空港の入国審査では何も聞かれませんでしたし、一言も喋りませんでした。
正直言って超ザルです。日本人相手だからなのかフィリピンのお国柄なのか知りませんがまさか一言も喋らないとは思いませんでした。

セブ・マクタン空港は入国審査のゲートが2つしかなくかなり渋滞するので、飛行機を降りた後は早足で列の少しでも先に並ぶと得します。

預け荷物の受取

次に預け荷物の受取を行います。
セブ・マクタン空港は荷物が出てくるのがかなり早いです。
入国審査を最速で抜けたとしても既に荷物が出始めているくらいのスピード感です。

あとはひたすらぐるぐる回っているので盗難が怖いです。

税関審査

最後に税関申告書とパスポートを持って税関審査を行います。
ここは家族で一緒に行きましょう。

ここでも紙を出したらすぐ審査は完了し、何も聞かれませんでした。
生物など税関のチェック対象になるものを持ち込む場合には、ここで会話する必要があります。
英語が苦手なら変なものを持ち込まないのが一番ですね!

入国完了

紙さえきちんと書けばなにも会話することがないので入国のレベルとしてはかなり簡単な入門空港です。

空港のサイズも小さくまず迷子になりません。

もしものときは日本語を喋れるスタッフも常駐していますので安心してください。
私が行ったときは日本語が超訛っていて英語より聞き取りにくいレベルでしたが…

セブ・マクタン空港到着後の手続きについて

空港出てすぐやりたいことは、チップやタクシー代の最低限の換金とSIMの購入だと思いますのでその情報も載せておきます。

SIM売り場

空港のゲートを出てすぐの場所にSIM売り場があります。
絶対にすぐ見つかりますので安心して下さい。

フィリピンではGlobeSmartと言う大手の通信会社があります。
一番右はレンタルWi-Fi屋さんのようですが人がおらず詳細が分かりませんでした。

SIMの購入方法

店員さんに希望の日数を伝えtraveller用のSIMを購入することをオススメします。
私たちは5日のプランを購入し300ペソでした。

よく分からなければ「5Days Traveller plan please!」と言ってればなんとかしてくれます。

トラベラー用のプランは5日分の通信(無制限)と最低限の通話料金がセットになっていて非常に便利です。
GlobeもSmartも金額やプランはほぼ同じですので気に入った方を選んでください。

スマホの言語を英語にしておけば店員さんが数分で面倒な手続きを全てやってくれて現地でスマホが使える状態にしてくれます。

今流行のピンでSIMを抜くタイプでも店員さんがピンを持っているので問題ありません。

帰国時には日本のSIMに戻してもらうと帰国後すぐにスマホが使えるので便利です。
無料でやってくれて、チップの受け取りも拒否されましたので感謝の気持ちを伝えましょう。

両替所

空港ゲートを出てすぐ右に換金所があります。
これも間違いなく見つかるので安心して下さい。

ここでタクシー代や最低限のチップ代を換金することをオススメします。
換金率の良い場所と比べると10,000円あたり200ペソ(500円)くらい損します。

ホテルまでのタクシー代とホテルでのチップ用に5000円分くらい両替しておけばOKだと思います。

両替を頼むと大体1,000ペソ 500ペソでくるのですがフィリピンで500ペソ以上の紙幣を使う機会は稀で、かなり使いにくいです。
フィリピンではなぜかお釣りをくれないことが多いですし、チップ用に20ペソ 50ペソが結構な枚数必要なので…

なんとか小さい紙幣にしてもらうべく両替所で
small change please!」「can I have small change?」
とお願いしていると段々小さな紙幣にしてくれます。

50ペソ数枚と残りを100ペソにしてくれるくらいが限度でこれ以上は嫌な顔されました。
時間のある人はマクタンマリーナモールが頑張れば歩いていける距離で換金率も良いらしいのでそちらでの両替をオススメします。

タクシーやガイドが待っている場所

SIM売り場や換金所から出口が見えるのでそこから外に出ます。(警備員が出口を塞いでいますが、普通に無言で通してもらえます)
出て右に行くと白色のタクシーやガイドが待っています。

左に行くと空港に入れる黄色の高級な(フィリピンではメリットなし)イエロータクシーが待っています。
ここも空港が非常に狭いので迷子には確実になりません。

迎えありの人

自分の名前や旅行会社が書かれたプラカードを掲げて現地のガイドさんが待っているので、探し出して声をかけましょう。
ツアー用ガイドさんと即席ツアーガイド(怪しい)がいるので変な勧誘は無視して自分の目当ての人を探します。

後はガイドさんがホテルまで連れて行ってくれて、チェックインもチェックアウトもやってくれることが多いです。

迎えなしの人

ガイドさん達で溢れかえっている場所に白色のタクシーも沢山待っています。
一番信用できそうなタクシーに乗り込んでホテルまで連れて行ってもらいましょう。

黄色の高級タクシーは空港の敷地に入れる特権があるので空港専用のタクシープールで待っています。
しかし、セブマクタン空港は非常に小さいため、どちらのタクシーも同じくらいの距離にいます…

そうなるとイエローキャブは値段が高いだけでほぼメリットがありません。

タクシーに乗る際は事前に値段を決めて、できれば前払いで乗りましょう。
フィリピンのタクシーはメーター料金があってないようなものなので、事前に決めておかないと後で揉める可能性が高いです。基本的にホテルが遠ければ遠いほどメータープラス100ペソみたいに追加料金が発生します。
フィリピンのタクシーは長距離移動のメリットがないようなのでこのようなシステムになっています。

まとめ

フィリピン セブマクタン空港への入国方法から宿に行くまでの流れを説明しました。

海外旅行に慣れていないととにかく色々なことが不安になってしまい、私も事前に相当入念に調べて行きました。
実際のところは拍子抜けの部分が多く適当に行ってもなんとかなるなと言う感じでした。

日本人客の多い空港であればだいたいなんとかなるので、あまり気にせず気軽に入国しましょう。

それでは楽しい旅行ライフを!