今回はAmazonで激安販売されているMMCXのBluetoothケーブル「OKCSC DD4C」をレビューしたいと思います。
なぜMMCXイヤホンをBluetooth化するのか
今やeイヤホンのようなオーディオマニア御用達のようなお店でもBluetooth系の商品売上が5割近くを占めるそうです。
それくらいBluetoothが一般化されているわけですね。
しかし、Bluetoothに特化したケーブルレスイヤホンはバッテリーの劣化問題、目まぐるしいスピードで進歩している無線での音声伝達技術を加味すると値段に対する使用年数が非常に短いと思います。
来年にはaptXなんて技術は時代遅れと言うようなことが普通にありえる世界です。
ですので、このようなMMCX対応のBluetooth化ケーブルに目を付けました。
これであれば技術が進歩しようがバッテリーが劣化しようがMMCX規格さえ廃れなければいつでも最新の技術を使えるわけです。
私はShureのSE315をかれこれ5年以上愛用していますのでそのケーブルを変更することにしました。
OKCSC DD4Cを選択した理由
2,000円強で購入出来る安さです。
対応しているコーデックはSBCのみですが価格は素晴らしいものがあります。
例えばShureのBluetoothケーブルは対応コーデックがSBCのみなのに10,000円以上します。
WestoneのAAC、aptX対応ケーブルに至っては20,000円近い値段となっています。
OKCSC DD4Cのレビュー
OKCSC DD4Cの梱包
精密機械とは思えない梱包です…
マニュアルも一切ありません。
が、レビュー依頼のカードだけ入っていました。
OKCSC DD4Cの付属品
- Bluetooth対応MMCXケーブル
- USB充電器(microusb)
- イヤーフック
- 謎のレビュー依頼カード
と非常にシンプルな同梱品です。
ケーブルはShure掛けしやすいようにある程度形状記憶するようになっています。
OKCSC DD4Cの音質
左耳に有線ケーブル、右耳にOKCSC DD4Cで聴き比べて見ましたが私の耳では殆ど違いがわかりませんでした。
Bluetoothなので多少ノイズは入りますが外に出たら間違いなく気にならないレベルです。
たった2,000円の製品にしては上出来だと思います。
OKCSC DD4CのBluetoothの強さ
他の製品と比較していないのでなんとも言えないのですが、普通にズボンのポケットに入れている分には問題ありません。
駅のホームなど混雑している場所では結構音が飛びますがどの製品でも大した違いは無いと思います。
OKCSC DD4Cのバッテリーの持ち
これが非常に悪くて大体3時間弱です。
他の高級製品であれば大体5時間から7時間くらい持つようなので一番節約されているポイントだと思います。
私の場合は会社に着いたら充電しないと帰りの途中でバッテリー切れします…
会社一往復も出来ないので結構痛いです。
OKCSC DD4Cの操作方法
なんとこの製品、説明書が無いので一応記載しておきます。
OKCSC DD4Cの音声が中国語になってしまう
Bluetooth接続されていない環境で実施して下さい。
ケーブルのLEDランプが赤と青の交互点滅になりまで真ん中の受信ボタンを長押しします。
その後、真ん中の受信ボタンを2回連続押します。
これで英語に切り替えられるはずです。
OKCSC DD4Cの基本操作
プラスボタン長押し : 音量アップ
プラスボタン短押し : 前の曲へ
マイナスボタン長押し : 音量ダウン
マイナスボタン短押し : 次の曲へ
ここで言う音量はスマホ等再生機器とは連動しないのであまり使わない方が良いと思います。
調整も5段階くらいしか出来ません。
おまけ SBCとAACではどちらが高音質?
AV Watchの記事で丁度検証しているものがありました。
特にしたの記事を読んでいただくと分かると思いますが、なんと一般的に高音質と言われているAACよりSBCの方がデータ的には音質が良いです。
これには驚きました。。。
iPhoneからBluetoothで聴くと音質はどう変わる? 波形で比較した
BluetoothのaptX音質をテストしたら、謎の結果が出てしまった