Finalの新しいイヤホン、「Final Make2」が届いたのでそのレビュー記事になります。
本商品はMakuakeと言うクラウドファンディングサイトで大成功を収めたイヤホンです。
私もクラウドファンディングで投資していましたので先行で手に入れました。
Final Make2の特徴
なんといっても音を自分でカスタマイズできる点が最大の特徴です。
イヤホンを分解し、自分で3箇所にフィルターをつけることが出来ます。
なんとその組み合わせの数は847通りにもなります。
つまり847通りの音の中で自分が一番好きな音にカスタマイズできるわけです。
今までこんなことが可能な市販イヤホンがあったでしょうか。
ちなみにMakeは3種類発売されていてそれぞれ以下のようになっています。
Make1はBA3基
Make2はBAとダイナミックのハイブリッド
Make3はダイナミック
私はずっとShure SE315のBAイヤホンを使い続けていたのでダイナミックの音も聴きたいなぁと思いMake2にしました。
開封の儀
立派な箱に入ってきます。
中にはチューニング用のシートやピンセットに加え、イヤホンを分解するための工具まで付いています。
イヤホンのケースは非常に変わっていて、シリコンがイヤホンを優しく押しつぶすような形状で収納できます。
普通のイヤホンケースだと中でイヤホンが暴れてしまうのですが、これは押さえつけているので全く暴れることなく非常にきれいな状態で保管できます。
このイヤホンケースも画期的です。
外観
金属のカバーになっていてイヤホンとして考えるとびっくりするくらいの重量があります。
装着感が良好なので耳につけてしまえば重さは全く感じません。
MMCX対応なのでリケーブルも非常にしやすくなっています。
純正のケーブルは非常に細くてちょっと安っぽい(失礼)ですが音をクリアに出してくれるケーブルだと感じました。
ただ安っぽいのでリケーブルする予定です。
チューニングセット
このフィルターを使って音をコントロールします。
チューニングの詳細に関してはFinalの公式サイトに非常に詳しく記載されています。
音質
箱出しでエージングすらしていない状態でも非常に良い音が出ます。
高音も低音も非常にバランスよくなるので、大概の人は不満ないのではないでしょうか。
個人的にはもう少し高音の伸びが欲しいのでしばらく聴いた後にカスタマイズしてみようと思っています。
総評
まだ一般販売されていない製品なのであまり書けることがないのですが、イヤホンをカスタマイズできると言う仕組みは本当に素晴らしいので一般販売されたらぜひ皆様手にとってみて欲しいです。
ちょっとケチってもっと低音がほしかったなど不満が出てくるくらいならこれを買っておけば間違いないですからね。