私のRX-8も2021年で13年目を迎えてしまいます。
13年でまだ40,000Km台の非常に低走行なRX-8ですが、自動車税、重量税が重課税になってしまうんですよね。
このタイミングは一つの区切りとなるのでRX-8の次は何にしようか色々と検討してみました。
ほしい車がなければもちろん乗り換えないことも十分考えています。
RX-8の次に乗る車を検討
予算
RX-8 後期の中古車価格から考えて大体200万-300万円くらいの予算で検討します。
車の思想
RX-8からの乗り換えを考えた場合、以下の点がクリアされているのが理想ですね。
- 4人乗車可能(4ドア以上)
- 乗っていて楽しい車
- ガソリン車
- スポーツカー、スポーティカー
- できればFR
候補一覧
MAZDA3
マツダ車は今FRがロードスターしかありません。
なのでマツダ車での乗り換え候補の筆頭はMAZDA3(アクセラ)になるかと思います。
MAZDA3のよいところ
- FAST BACK(ハッチバック)はMT選択可能(1.5LかSKYACTIV-X 2.0L搭載車のみ)
- 走りはCセグメントのFFとは思えないほど上質
- 内外装全てが高級感あって格好良い
- MTを新規に開発しておりサポート機能が優秀
ヒルローンチコントロールやシフトアップ時の回転数合わせを行ってくれます。
逆にシフトダウン時のサポートは敢えて切っているようでそこも非常に好感が持てました。
(MT車買うような人はブリッピングやヒールアンドトゥを楽しみたいでしょうと言う発想らしいです)
MAZDA3の微妙なところ
- FF車かFFベースのAWDしかない
- 足がトーションビーム(乗り心地は上質ですがトーションビームと聞くとどうしても…)
- MT設定車が最安値か最高値の2択になってしまう
- アクセラと考えると結構高い(1.5LのMTが220万から、2.0LのMTが320万から)
MAZDA3総括
FFとは言え非常に魅力的な車です。
今どきMT車が用意されているのもマツダらしくて非常に好感が持てます。
また、エクステリアは言わずもがなでワールド カー デザイン オブ ザ イヤーに輝いています。
内装も革がふんだんに使われており外車を思わせてくれるほど上質な仕上がりになっています。
ただし、マツダの藤原副社長曰く、今の車は安全装備やMaaS対応で非常に高額になってしまっているとのことでしたがそれにしても高いです。
個人的には自動運転や安全装備は全然拘りがないのでそれらを外した低価格モデルを作ってくれると非常に嬉しいのですが…
今マツダで非常にお世話になっているので購入の検討候補としては入れていますが、この価格ならBMWやベンツの中古車が普通に購入できてしまうので難しいところです。
BMW 3シリーズ
よいところ
- FR
- MT設定あり(1%くらいしか世に出回っていませんが…)
- 高級感がある
- セダンとは言え非常にスポーティ
微妙なところ
- 白か黒ばっかり
- 中古車買うなら実質AT車になる
- ディーラーに相手してもらえるのか不安
総括
世界の車のベンチマークになるBMWの3シリーズです。
FRで2Lターボと絶妙なバランスで車を出してくれています。
中古車なら200万円くらいあればF30型の前期モデル Mスポーツタイプが購入できます。
価格で言えばMAZDA3の新車より安いので非常に悩ましいところです。
今のところ私の中では候補筆頭になっています。
トヨタ カローラスポーツ
よいところ
- デザインが格好いい
- ダブルウィッシュボーン採用で足回りの作りは非常によい
- MTを新規開発していてiMTと言う名前で売り出しています。
ブリッピングやヒルローンチコントロールなどMTに乗っていて大変な部分を全て機械制御してくれる仕組みのようです。
マツダと趣向が違い全ての操作に介入し乗り心地をよくしてくれる感じですね。 - 乗り出しはマツダ3より10万-20万くらい安そう
微妙なところ
- MT車は1.2L ターボのみ
- ディスプレイオーディオが9インチ+ボタン類で大きすぎる。
総括
最近イケイケのトヨタからカローラスポーツでMT車が発売されました。
しかしなぜかヤリスより小さい1.2Lターボです。(ヤリスは1.5L NA)
流石に排気量が小さすぎる気がしますが、足回りは非常によくできており走りを楽しむと言った面では非常に素晴らしかったです。
マツダ3やBMWの3シリーズと比較すると柔らかい(懐の深い)足回りに仕上がっていて、昔ながらのトヨタらしさを残しつつ上品に仕上げた車に感じました。
ただディスプレイオーディオが非常に大きく視界を妨げるレベルになっていて一番の不満です。
標準の7インチも選べるのですが9インチとサイズが変わらず、黒縁部分が増えるだけの謎仕様なのも9インチオプションを強制されているようで微妙でした。
まとめ
RX-8から乗り換えるならこの辺りの車がメインのターゲットになってくると思います。
3人以上乗せることが少ないのであれば86やBRZなんかも有力候補ですね。
FRのMT車が全然ない
こうやって改めて車を探して見るとFRのMT車は本当に絶滅危惧種になっていて買おうにも買えない状態になっています。
MTはなぜか盛り上がりを見せているので採用車種が増えてきているのですが、FR車が本当にありません…
そろそろ車はFRじゃなきゃ!の発想から抜け出すタイミングが来ているのかもしれませんね。
これだ!と思わせてくれる車がない
重課税払ってもRX-8を長く乗っていた方が幸せな感じがするくらいコレだ!と決め打ちしたくなる車がありませんでした。
今のところ最有力候補はマツダ3で考えていますが(乗っていて一番楽しかったので)正直、新車で無理して買おうと思うほど手が伸びません。
中古で200万切ってきたら良いかなーといった感じです。
最近の車は高い
最近の車は非常に高いですね。
デミオ(マツダ2)でも乗り出し250万はかかります…
私は安全装備やコネクテッド系は全然求めていないので安くしてほしいのですが、今後を見据えた場合に自動車メーカーは大金を投じて研究開発するしかない状況とのことです。
これが車両価格に跳ね返ってきていて最近の車の高騰に繋がっているようです。
マツダの藤原副社長はインタビューでもこの辺り非常に苦労されていると話している記事もありました。
コネクテッドで車両価格50万上がりましたじゃユーザは納得しないので内装やオーディオを高品質にし、マツダは値上げ分を納得してもらう方針のようです。
全体総括
今まで古い車を購入する人の気がしれなかったのですが、自分が歳を取ってみると2010年くらいまでの車が非常に魅力的に感じてしまいます。
これが老害化なのかと自分で思いながらも実際に欲しい車を探すと重課税の車ばかりで困ってしまいます…
自分の考え方も柔軟にアップデートしていかないと行けませんね!
車関係の記事一覧はこちらから!