【険道】高野山までの道のり(奈良県道53号)マジでやばかった。【酷道】

2011年3月21日から22日にかけての和歌山県旅行の記事です。

ナビを距離優先にしてしまったばっかりに、とんでもない道を永遠と走らされることになりましたので、紹介したいと思います。

酷道、険道マニアの方はぜひチャレンジしてみてください。

和歌山県勝浦から高野山を目指す

3月22日朝の9時頃に和歌山県勝浦にある「ホテル浦島」を出て高野山を目指すためナビをセットしました。
カーナビは最初、高野山を大回りするルートを推奨してきました。
これがひどくて高野山の麓の道を使って一旦東に抜けてから高野山を目指す明らかな遠回りルートなんですよ。
このナビは人を馬鹿にしてるのか!?と思うくらいの遠回りです。

推奨ルートが使いものにならないので距離優先にしてみたら一直線に高野山を目指す推奨より1時間以上短縮されるルートが出てきました!
なんでこれを最初に案内しないんだよと思いながらこのルートに決定したわけですが、実際にこの道を通ってみて納得しましたよ。
カーナビは賢いんだなと。。。
当時千葉の都市部暮らしで、免許取り立ての私には日本にもこんな道があるということに驚愕しました。

ナビ通り高野山の方に進んでいくと道がとんでもないことになってきました。
写真だと分かりにくいですがいろは坂みたいなところが普通に住宅街になっています。
また、ほとんどの道が1車線で定期的にすれ違い用のポイントがあります。
ここを使ってすれ違うことになるのですが、それでも大型トラック同士がすれ違うときは本当にぎりぎりです。

特に大変なのがトンネルで、侵入前に結構先の方まで見て対向車がいなのを確認してから進まないと正面衝突する羽目になります。
対向車が見えたらどちらかが入口で待っていないといけません。
こんな道なのに結構な交通量で、ほとんどのトンネルで待っていた記憶があります。

因みにここの運転手は優しい人が多くて登坂車線があるとすぐ道を譲ってくれます。
なのでノロノロ渋滞みたいなことはありませんでした。

ここは最近新設中(2011年3月時点)みたいで急に綺麗に舗装された道が出てきました。
交通量はほぼ皆無なので一体だれが得するんだと言うような道路でしたが、
一本左にある山道は延々ひどい道が続いているのでそれを思うと作らざるを得なかったのかも知れません。
右の写真は道路の切れ目です。なかなか見る機会がないので新鮮でした。

道路の切れ目が見れたと言うことはここから旧道に入るので本当に酷い道が続きます。
ところどころ陥没していますし、木の幹や落石なども多々あります。
こんな道路が日本にもあるのかと驚きました。

GSもコンビニも全く見つからず、知っているお店はラーメンとん太のみでしたが、ところどころ集落があるんですよ。
どうやって暮らしているのか本当に不思議です。

 

県道53号が酷道すぎて驚愕

奈良県道53号に入るとこんな感じの道が続きます。
こんな狭い道のくせして大型ダンプカーが結構な頻度で走っているので命がけのバック選手権状態です。
この道幅でガードレールがないので下手すると普通に落っこちます。しかも落差は50mくらい。
こんな運転はもう2度としたくありません。

訳のわからない手作り階段があったり、全然雪なんて降らない季節なのに雪対策用の塩カルが道路脇の至る所に置いてあったり明らかにきちんと整備されていません。

この標識に来る途中工事してる人達にえっ!?この千葉ナンバー何しにきたんだ!?何が目的!?と表情だけで言われてるのがわかる程ビックリされたんで不安になりましたがゆっくりと進んでいました。

この標識を右折した後に工事の人達が仰天してた理由がわかりましたよ。
県道なのになんと砂利道!しかも大きな水たまり付きです。
体感的に500mくらい砂利道が続いてたと思います。
自分は車をピカピカにすることに使命を感じている人間なので本当にバックして引き返そうかと思うほどテンションがた落ちでした。

しかもこの道幅!ゴルフ4の横幅でも相当ギリギリだったのでレクサスLSとか横幅の大きい車は相当きついと思います。
両側20cmもあいてなかったので…
途中に道路を直そう!!みたいな看板がでかでかと建ってた意味も分かります。
これじゃあ住民はたまったものではありません。

1日に2本しかない究極的なバスを初めて見つつ運転すること5時間以上。

高野山に到着

高野山入り口

やっと高野山に付きました! 一軒一軒はたいしたことないんだけど街の殆どがお寺や神社になっていて非常に素晴らしい街並でした。
駐車場もきちんと整備されておりかなりの台数が駐車できるようになっています。
GWや年末年始などはわかりませんが普通の季節であればまず駐車に困ることはないと思います。

金剛峯寺

何時間も険道を運転した甲斐があったと思わせてくれます。

家康と秀忠の霊屋

これを見るために200円だか取られて本当にがっかりしました。

資料もなんも無くて建物の敷地に入るのに200円て…

他のところも殆どがそうで1つにつき500円くらいを払わないと建物の中に入れないようになっています。

(敷地にはここ以外自由に入れます)

 

日本の道路100選に選ばれたという高野山道路を走り、国道370号に昇格したという国道とは呼べない道ガタガタな道を走り、建設中の高速道路をこっちでも見つけ先に土台だけ作るんだーと感心しつつ名古屋城を目指しました。

 

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