RX-8のタイヤ溝が3.0mmを切ったのでタイヤを新調しました。
と言う訳で早速新しいタイヤについてレビューしてみたいと思います。
RX-8のタイヤ選びについて
RX-8のタイヤ選び 前提条件
RX-8 18インチ純正サイズの225/45R18を履く想定で検討しました。
RX-8 タイプE 後期のタイヤの選定方法
私は街乗りメイン(旅行で峠道などを走ることはよくあります)で
サーキットには行きませんのでセカンドグレードと呼ばれるタイヤをメインに検討しました。
RX-8のタイヤ比較
私が購入したタイヤ
私は最終的にGOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02 225/45R18にしました。
GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02 225/45R18を選択した理由
圧倒的なコストパフォーマンス
他のセカンドグレードのタイヤは概ね20,000円の中
EAGLE REVSPEC RS-02は1本12,000円弱!と破格です。
私はAmazonで購入しましたが、製造年が非常に新しく4本とも「2017年の47週目(11月20日の週)」のものが届きました。
購入したのは2018年1月10日だったので製造2ヶ月以内ですよ!
Amazonは何度買っても1年以上前のタイヤは届かないと言うレビューも見かけたので適切な在庫管理が出来ているので
新しいタイヤが届く可能性が高いのだと思います。
安心の日本製
GOODYEARを冠していますが日本に工場は無く、
タイヤごとに色々な日本メーカーに製造委託しているようです。
EAGLE REVSPEC RS-02は住友ゴム製とのことでした。
DUNLOPのタイヤとほぼ同じと考えてよいようです。
因みにRS-02はDIREZZA DZ101のパターン違いとの噂もあります。
GOODYEAR(グッドイヤー)タイヤを履いてみたかった
自分はYOKOHAMA、PIRELLI、MICHELIN、BRIDGESTONEのセカンドグレードを履いたことがあります。
GOODYEARは今まで履いたことが無かったので一度体験してみたいなと思い購入しました。
量販店に中々置いていないので街でGOODYEARタイヤを履いている人も少ないですし。
ファーストインプレッション
セカンドグレードのスポーティタイヤとしては乗り味が非常に柔らかいです。
又、NEOVA AD07やRE050と比較した場合レスポンスが1テンポ遅く感じます。
その分乗り心地は良いのでまさにセカンドグレードのタイヤと言った感想です。
MICHELINのタイヤは限界を超えた時にいきなりスッポ抜ける感覚があり個人的には非常に扱いにくかったのですが、このタイヤはそのようなことが無く良い感じにコントロール出来そうな感じがあります。
グリップと乗り心地のバランスが抜群に良いのでRX-8を街乗り-グランツーリスモで使用しているユーザにはベストマッチに近いと思いますよ。
是非みなさん選択肢の1つに入れてみて下さい。
外観
タイヤ交換は自分じゃできないのでいつもお世話になっているショップでお願いしました。
RX-8はタイヤのような大型なものもなんとか積み込める収納力があるのでこういうときに超便利です。
レビュー
ドライグリップ
通常使用であれば全然問題ありません。
高速などでは少しぐにゃる感じがありますが、不安に感じることはありません。
ウェットグリップ
こちらは結構不安があります。
高速道路の接続部分や立体駐車場などのツルツルな路面で急アクセル、急ブレーキをすると結構滑ります。
雨の中ETCレーンで減速し、結構な勢いで再加速などと言った動作をするとグリップが失われることがあります。
今まで履いていたPS3やPOTENZA系のタイヤではこのようなことがなかったので結構焦りました。
静粛性
設計が古いタイヤなのでしょうがないかもしれませんが、かなりうるさいです。
私はロードノイズを気にしてもしょうがないと思っているので特に不満はありませんが、高速走行中に社内で会話などは結構不便かもしれません。
総評
概ね満足してはいますが、ちょこちょこと不安が残る結果となりました。
個人的には次も絶対これ!とはならないですね…
圧倒的な安さ、性能を考えると良くできているタイヤだとは思いますが、絶対的な性能が欲しい場合には別の選択肢が出てくると思います。
2021年になってもこのタイヤの後継品が出てこないのでグッドイヤー大丈夫か?と心配になってしまいますが、セカンドスポーツグレードのタイヤとしては圧倒的に安いですし、それだけトレッドパターンが優秀だと言うことでしょう。
タイヤでは考えられないくらいのロングセラーモデルですのでコストパフォーマンスを重視している方にはかなりおすすめです。
3年間履いてみた感想(2018年-2021年)
溝の減り具合
2年で大体25,000km弱走行して残溝が4mmです。
新品のタイヤは8mmが標準なので25,000kmで4mm減った計算になります。
このペースだと交換の一つの目安である残量3mm以下になる寿命は30,000kmくらいです。
これは良くもなく悪くもなく一般的な寿命になると思います。
私のRX-8は完全純正なのでこれがごく一般的な減り方になるはずです。
25,000Km走行後の状態
乗り心地は劣化
20,000kmに近づくに連れて徐々にロードノイズが大きくなり、路面の凹凸もより拾うようになってきました。
新品当初と比べて大きく乗り心地の面では劣化が感じられます。
ドライグリップは良好
23,000Kmを過ぎたあたりからドライグリップの低下を感じられるようになりました。
いつも曲がれていた道で同じスピードで突っ込むと滑るようになってしまいました。
ウェットグリップは劣化
ウェットグリップはかなり劣化が感じられます。
特に高速走行中の豪雨時などは水の排水が間に合っていないようで怖い思いをすることがありました。
総評
F1のレインタイヤをイメージしたウェットグリップも強いタイヤとのことでしたが、ウェットグリップの劣化が激しいタイヤだと感じます。
どちらかと言えばドライグリップが優秀なタイヤと考えたほうがいいかも知れません。
ドライグリップに関しても溝が5mm以下になるまでは全く劣化を感じられませんでしたし、4mm程度になってもまだまだ優秀です。
パンクしてしまいました
DIYで机などを作っている古民家カフェの駐車場で釘を踏んでしまいパンクとなりました。
溝残量も4mmでそろそろ交換を考える次期でしたのでパンク修理ではなく別タイヤへ買い換えることになりました。
本来は残量3mmになるまではレビューを続けようと思っていたのですが、不本意な結果となってしまい残念です…
パーツレビュー一覧はこちらから