KeychronQ1が届いたのでレビュー【60%と75%の比較も】

コスパ最強のキーボードメーカーと名高いKeychron社の新作キーボード

KeychronQ1

が家に届いたので紹介したいと思います。

Keychronは今までも上質なキーボードを作っていましたが今回のQシリーズは今までとひと味違います!
という訳で早速見ていきましょう。

 

KeychronQ1の概要

有線キーボード

KeychronのQシリーズは有線接続専用となっています。

  • USB TypeC – USB TypeC
  • USB TypeA – USB TypeC

2種類の接続ができるケーブルが付属しています。

キースイッチは3種類

  • Gateron Phantom Switch 赤軸
  • Gateron Phantom Switch 青軸
  • Gateron Phantom Switch 茶軸(赤軸と青軸の中間)

需要の大きな3つの軸から選ぶことができます。
しかもこのキースイッチは本当に静かで、タイピングしたくてたまらなくなるほど良い軸です。

色も3種類

  • Carbon Black
  • Space Grey
  • Navy Blue

の3種類から選ぶことができます。

スイッチと外装色の組合せで購入可能

上記のキースイッチと外装色の組合せで購入が可能です。

Windows、Mac両方に対応

背面のスイッチでMacとWindowsをすぐに変更することが出来ます。
また、WindowsボタンやCommandボタンなど両社でキーが違う部分はそれぞれキャップが付属していますので安心してください。

KeychronQ1 HEが2023年10月からKickstarterでクラウドファンディングを予定しています。
Keychron初のMagnetic Switch採用で、e-sportsの舞台も視野に入れてきました。
もちろん一般利用でも実質荷重を変えられるので便利なことは間違いないですね。

特徴

Keychron Qシリーズは同社の中でも最高級なグレードになっています。
技術を詰め込めるだけ詰め込んだけど安い!と言うあり得ないモデルなのでメチャクチャお買い得です!

本製品は特徴の塊で紹介しなければならない箇所が大量にあります!
どうかお付き合いください。

1. 驚異的な価格の安さ

まずは価格に触れておかないといけません。
なんとこのキーボード

169ドルです。

※1 今後179ドルになる可能性がある)
※2 キーキャップとケーブルを抜かしたベアボーンキットが30ドル引きで売られている

ニッチなカスタムキーボード市場でこの価格は本当に珍しく他社とは比べ物にならないくらいの価格競争力を持っています。

2. 75%キーボード

汎用的に使いやすい75%サイズのキーボードになっています。
自作キーボード界隈で流行っている60%サイズにFキーとPageUp/Downなど一部のキーを独立させたモデルとなっています。

3. 基盤関係の特徴

ホットスワップ対応

ホットスワップに対応しているのでスイッチが気に入らなくてもすぐに交換することができます。
一度ホットスワップを経験してしまうとハンダには戻れません…

アルミ合金のフルメタルケース採用

打鍵感の向上には欠かせないフルアルミ合金のケースが採用されています。
アルミケースを買うとだいたい1万円くらいすることお買い得感がよく分かると思います。

ガスケット、静音剤付きの複数レイヤ構成

普通は数万円台の高級キーボードに採用されるガスケット、静音シートが標準装着されています。

4. キー周りの特徴

ルブ済の高品質キースイッチ採用

Gateron Phantom Switch

と言う高品質なキースイッチが標準採用されています。

これはKeychron社とキースイッチメーカーのGateron社が協力して開発した非常に高品質なルブ済のスイッチとなっています。

普通にルブ対応する場合キースイッチを1つずつ分解してルブしてと言う地獄のような作業をしなければなりません。
しかし、ルブ後のスイッチは別物かと言うくらいしなやかに静かに動作するようになり一度経験してしまうとルブ無しスイッチには戻れなくなります。

Gateron Phantom Switchはこのジレンマから開放してくれる本当に素晴らしいスイッチです。

ダブルショットのABSキーキャップ

Keychronの弱点だった標準キーキャップのチープさも大幅に解消されました。
今回はなんとダブルショットのABSキーキャップが採用されています。

今までのペラペラなキーキャップと比べると大幅に打鍵感が改善されています。

打鍵音はスコスコで気持ちがよい

赤軸、茶軸、青軸の打鍵音動画です。
Gateron Phantom Switchの優秀さがわかる打鍵音ですのでぜひ一度聞いてみてください。

 

5. QMK / VIA対応でカスタム自在

標準でVIAに対応しています。

これにより素人でも簡単にキーマップを自由に変更することが出来ます。
キーマップが気に入らないから結局市販ではなく自作キーボードを選んでいる人が多かったと思うので、この取組は本当にありがたいですね。

これは別の記事で紹介予定です。

6. 付属品も充実

  • コイルケーブル
  • 予備パーツ
  • キーキャップリムーバー
  • スイッチリムーバー
  • プラスドライバー、六角レンチ

と装備品もかなり充実しています。

残念なところ

弱点はほぼ見当たりませんが1箇所だけ残念だったところがありました。

金属の反響音が意外とする

端っこにあるキー(homeやdelなど)を押すと金属の反響音がそこそこします。
標準装着の吸音材はあまりにも薄いシートなので当然と言えば当然ですがここだけが唯一残念なポイントです。

簡単なDIYで金属音は改善することができました。
こちらも記事にしたので参照お願いします!
KeychronQ1の静音化方法【簡単DIY】これで欠点と言える欠点はないのではないでしょうか。

有線のみ(Bluetooth非対応)

残念ながらこのモデルは有線専用となっていてBluetoothには非対応です。

これを残念と思うかどうかは人それぞれですが、有線、Bluetoothどちらも選べると利便性が向上しより便利だと感じました。

別売りのパームレストは必須

専用のパームレストも別売りされているのでこの機会に購入しておきましょう。
KeychronQ1は背が高いのでパームレストがないと相当疲れます。
ほぼ必須の商品と考えたほうが良いです。

購入方法

基本的には公式サイトから購入

KeychronQ1の公式サイトから基本的には購入します。
ページもシンプルですしPaypalに対応していますので迷うことなく購入できるかと思います。

到着までは1週間位

私は購入後5日で到着となりました。
これはかなり早い例ですので1週間から1ヶ月くらいは待つことを覚悟して購入しましょう。

配送業者はDHL

深セン市→香港→成田→自宅の経路で発送されてきました。
家はDHL直轄区域だったようなので普通にDHLの人が配達しに来ました。

場所によってはヤマトや佐川など大手運送会社に1回パスされるので、そこで1日くらい到着までの日数が延びることになります。

関税もかかることはほぼない

Keychron製品の買い物で別途関税が取られることは今まで1度もありませんでした。
なので表示価格そのまま購入できると考えて問題ないと思います。

60%キーボードとの比較

DZ60とKeychronQ1の比較

奥行き、横幅共に指2本分くらい60%キーボードと比較するとサイズが大きくなります。
どちらの配列がよいのかは本当に難しいところではありますが、個人的には75%キーボードのほうが気に入っています。
60%だとどうしてもALT+Fキーなどの複雑な動作が難しいので…

まとめ

Keychron渾身の一品をご紹介しました。
これだけ素晴らしいキーボードが100ドル台で購入できると考えると価格破壊もいいところです。

少しキーボードにこだわりたいと思ったら真っ先にこれをオススメするくらい本当に良い製品ですので、みなさまも検討してみてください。
それでは!

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