RX-8のアライメントを調整。【13年ぶりに計測した結果は?】

最近高速域に入るとハンドルが変に取られることが多かったのでRX-8のアライメントの計測、調整をショップでお願いしてきました。

アライメントが狂っていると?

タイヤが偏摩耗する

タイヤの外側だけや右側だけなど特定の部分だけ異常な速さで摩耗していきます。
自分の経験上5,000Kmくらい走れば誰が見ても分かるくらいには偏摩耗しますので気づくことができるかと思います。

ハンドルを少し回さないとまっすぐ走らない

主にスラスト角がずれている場合になりますが、ハンドルをまっすぐにすると左右どちらかに曲がって走っていくようになります。
左に少しハンドルを回すと何故かまっすぐ走ると言った非常に運転しにくい状況になります。

まとめると走行に直接影響する異常が起きる

このようにアライメントが狂っていると普通に走行していて不便な状況が発生してしまいます。

アライメントはどうして狂うのか

走行時の振動

走行時の振動は車からするとかなりの力が働きます。
もちろん最近の車は丈夫ですが、普通に走行していくだけで確実にアライメントは狂っていってしまいます。

古い車は大概狂っているので一度アライメントの計測をおすすめします。

タイヤ止めに勢いよくぶつかる

駐車時にタイヤ止めに勢いよくぶつかる人は普通の人と比較して何倍もの速さでアライメントが狂っていくと言われています。
タイヤ止めに勢いよくぶつかる = 軽い事故くらいの衝撃が車にかかるのでこのような癖のある人は注意しましょう!

車体の経年劣化

足回り、特にブッシュ類の経年劣化でアライメントは狂っていきます。
これはどうにもならない経年劣化ですし、適切に消耗部品の交換をしていればほぼ気にならないレベルだと思います。

アライメントが狂うことは避けられない

このようにアライメントが狂うことは避けられません。
アライメントの計測だけでしたらそこまで高額な出費にならないので、タイヤ交換の頻度と同じくらいのペースでアライメント計測も実施することを強く推奨します。

アライメントが調整されるだけでタイヤの寿命も伸びますし、燃費も伸びます。
長期的に見たら結果得する可能性が高いのでぜひ実施しましょう!

RX-8のアライメント調整結果

上が現状で下が調整後です。

調整前の感想

新車登録から13年経過した割には結構優秀な値でした。
リヤのトゥが左右差が大きいくらいで、スラスト角も厳しい欧州基準をクリアしています。

調整後の感想

スラスト角をきっちり0度にしてもらいました。
また左右差の大きかった後輪のトゥをあわせて貰ったりかなりきっちり合わせてくれました。

価格

15,000円

とかなり良心的な価格で調整してもらいました。

アライメント調整後に高速を走ってみて

そこそこの頻度で起きていた高速域でハンドルが取られる問題がなくなりました。
トゥの左右差が大きかったこと、スラスト角のズレがあったことでハンドルが取られる感じがしていたのだと思っています。

数値上はほぼ許容範囲内と言ってもいいくらいの値でしたが、高速域になればなるほど人間にも感じられるほどの差になってくるのだと思います。

まとめ

アライメント調整は少なくとも2年に1回くらいは実施したほうがいいと言われていたりしますよね。
そんな中13年放置した車でもこれだけしか誤差がなかったのでアライメントはそうそう狂うものではないんだなぁと実感しました。

皆様も長年乗っている車があればぜひ一度調整してみてください。

他にもたくさん車のパーツレビューをしているので、よろしければ他の記事も見ていってください! パーツレビュー記事一覧はこちら