新型WRX S4 VBH グレードの違いについて今回は説明します！
WRX S4 VBHのグレード構成、オプション構成は非常にシンプルになっています。
悩んでいる方はこれを見れば一発で最適なグレードが決まるはずです。
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WRX S4 VBHとは
みなさんご存知、WRXの名を冠した、スバルのフラグシップカーです。
先代まではCVTのS4、MTのWRX STIとトランスミッションによって棲み分けがされていました。
しかし、昨今の厳しい環境規制により新型WRX STIは登場しないと主力の北米市場で発表されています。
S4のMTは北米のみ設定があります。
このような事情があるのでCVT搭載モデルではありますが、WRX S4 STIは完全にスバルのフラグシップカーと言う位置づけになりました。
特徴
細かい話は公式HPを見ていただくとして、大きな特徴だけ記載しておきます。
- 2.4L DOHC 直噴ターボ
- 最大275ps 375Nmを発生。 先代より馬力は落ちていますがこれは実用域の快適性を求めた結果とのことです。
- スバルパフォーマンストランスミッション搭載
- 新開発のCVTを擬似的に8速ATにしたものでDCTと比較しても遜色ないレベルのレスポンスを実現しています。
- VTD-AWD
- 前45 : 後55のAWDで、回頭性が本当に素晴らしいです。
- Sport Rは電子制御ダンパー搭載
- リアルタイムの電子制御により揺れ等を抑制しています。
- 4種類+1種のおこのみ設定により、足の硬さ、ハンドルの重さ等を自在に変更可能できます。
- アイサイトX搭載(EXグレードのみ)
- アイサイトXは登録されている高速道路のみで機能。
- 最新のアイサイトX搭載。
- 高速での自動車線変更
- 50Km/h以下でのハンズフリー走行
- カーブ前、ETC自動減速
WRX S4についてもっと知りたいひとは「WRX S4のすべて」を購入すべし
私はWRX S4購入前に、この本を買って散々読んでから決めました！
車の詳細は勿論、開発者のインタビューが掲載されていて、なんで2.4Lになったのか、スペックダウンしたのかなど、みなさんが気になるところも解決します！
特に開発者インタビューは、本当にオススメです。この車にかける思いが伝わってきます。
新型WRX S4 VBH グレードの違い
さて、いよいよ本題のグレードごとの違いについて説明していきます。
本当にシンプルで購入者に優しい構成になっています。
どこかの会社の名前を聞いてもイメージ沸かない、エンジン出力や装備がぜんぜん違う、グレードごとに付けられる装備が違い過ぎて最適なグレードを選ぶのに苦労すると言ったことはありません！
どのグレードも基本性能は同じ
シャシーや、トランスミッション、エンジン出力など主要な部分はどのグレードも同一なので、単純に装備の差だけで単純比較すればOKです。
グレードは4種類
グレードはたったの4種類ですが、考え方的に2×2グレードなので、とってもシンプルです。
GT-H
最廉価グレードです。
GT-H EX
最廉価グレードにアイサイトXを搭載したグレードです。
STI Sport R
プレミアムグレードで、GT-Hとの大きな違いは電子制御ダンパーの有無です。
STI Sport R EX
STI Sport Rに更にアイサイトXを搭載した最高級グレードです。
グレードは「GT-HかSTI Sport Rか」と「EXがあるかないか」で大きく分けられる
そのため、強制的にEXグレードになります。
中古車を購入する人もいると思いますので、記事には残しておきます。
EXはアイサイトXの略で、これの有無で2グレード
グレード名についている「EX」はアイサイトXの略です。
EXと付いていればアイサイトX搭載グレード、付いていなければ通常のアイサイト搭載グレードの理解でOKです。
GT-HとSport Rで2グレード
標準グレードのGT-HとプレミアムグレードのSport Rでこっちも2グレードに分けられます。
4グレードの考え方まとめ
GT-H と STI Sport R と言う2つのグレードがあって、更にその中でアイサイトXを搭載しているのかアイサイトだけなのかの違いで更に2グレードの分岐があります。
これで合計4グレードになっているわけですね。
新型WRX S4 VBH グレードの違い早見表
表で見た方がわかりやすいと思いますので、違いを表にしてまとめました。
より高級な方を赤字にしてあります。
| GT-H | GT-H EX | STI Sport R | STI Sport R EX | |
| 価格 | 4,004,000円 | 4,389,000円 | 4,444,000円 | 4,829,000円 |
| エンジン | 2.4L DOHC 直噴ターボ | 2.4L DOHC 直噴ターボ | 2.4L DOHC 直噴ターボ | 2.4L DOHC 直噴ターボ |
| トランスミッション | スバルパフォーマンストランスミッション | スバルパフォーマンストランスミッション | スバルパフォーマンストランスミッション | スバルパフォーマンストランスミッション |
| タイヤ | 245/40R18 | 245/40R18 | 245/40R18 | 245/40R18 |
| ホイール | ガンメタリック塗装 | ガンメタリック塗装 | ブラック塗装+切削光輝 | ブラック塗装+切削光輝 |
| ダンパー | 標準ダンパー | 標準ダンパー | 電子制御ダンパー(ZF製) | 電子制御ダンパー(ZF製) |
| ドライブモードセレクト | I / S / S# の3モード | I / S / S# の3モード | C / N / S / S# / Individual の4モード | C / N / S / S# / Individual の4モード |
| ヘッドランプ | ステアリング連動フルLED | ステアリング連動フルLED | ステアリング連動フルLED | ステアリング連動フルLED |
| ステアリングホイール | ディンプル付 本革 | ディンプル付 本革 | 好感触本革 ピアノブラック加飾パネル | 好感触本革 ピアノブラック加飾パネル |
| シフトレバー | 本革巻 | 本革巻 | 本革巻 | 本革巻 |
| メーター | 4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター ホワイト色 | 12.3インチフル液晶メーター ホワイト色 | 4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター レッドリング STIロゴ入り | 12.3インチフル液晶メーター レッドリング STIロゴ入り |
| ナビ | EXと同じシステムをOPで入れるか、 オーディオレス仕様 ［7インチセンターインフォメーションディスプレイ、USB電源（2ヶ）付］ にするか | 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム ［通信用USB（2ヶ）＋AUX（音声）入力端子付］ | EXと同じシステムをOPで入れるか、 オーディオレス仕様 ［7インチセンターインフォメーションディスプレイ、USB電源（2ヶ）付］ にするか | 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム ［通信用USB（2ヶ）＋AUX（音声）入力端子付］ |
| オーディオ | 6スピーカー（フロント4＋リヤ2） | 6スピーカー（フロント4＋リヤ2） | 6スピーカー（フロント4＋リヤ2） | 6スピーカー（フロント4＋リヤ2） |
| 標準シート | トリコット/ファブリック （レッドステッチ）電動10WAY | トリコット/ファブリック （レッドステッチ）電動10WAY | 本革 ［ブラック/ボルドー（レッドステッチ）］電動10WAY | 本革 ［ブラック/ボルドー（レッドステッチ）］電動10WAY |
| メーカーOPシート(RECARO) | ウルトラスエード® ［ブラック/グレー（レッドステッチ）］電動8WAY | ウルトラスエード® ［ブラック/グレー（レッドステッチ）］電動8WAY | ウルトラスエード® ［ブラック/グレー&ボルドー（レッドステッチ）］電動8WAY | ウルトラスエード® ［ブラック/グレー&ボルドー（レッドステッチ）］電動8WAY |
| シートヒーター | 前席、後席 | 前席、後席 | 前席、後席 | 前席、後席 |
| トランク | 6:4分割可倒式 | 6:4分割可倒式 | 6:4分割可倒式 | 6:4分割可倒式 |
| ドアポケット | 標準 | 標準 | フェルト加工 | フェルト加工 |
| メーカーOPサンルーフ | ダークメタリック塗装 | ダークメタリック塗装 | ダークグレーシリカ塗装 | ダークグレーシリカ塗装 |
| フロント、リアのSTIエンブレム | 無し | 無し | 有り | 有り |
| アイサイト | 標準搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 |
| アイサイトX | 無し | 標準搭載 | 無し | 標準搭載 |
詳細はスバル公式サイトを参照してください。
グレードの選び方
各グレード違いについて、ここまでお伝えしてきました。
じゃあ自分にピッタリなグレードは何なんだ！？を整理するためのフローチャートも作りましたよ！
上から選んでいくだけで最適なグレードが選べます！
シンプルすぎて大したフローチャートになりませんでしたが、ここから必要なメーカーオプションを選んでいくだけで仕様が確定します。
メーカーオプション
メーカーオプションは大きく分けて3つしかありません。
これらを自由に組み合わせて、自分に最適なオプションを選びます。
とは言っても、
ノーマルグレードの人は6種類
EXグレードの人はたったの4種類
しか選択肢がありませんので、ほとんど悩むことはないと思います！
1.RECARO ウルトラスエードシート
-
- スバル公式HPより引用https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade#grade3
上記比較表にも記載していますが、RECAROシートのオプションがあります。
高額なオプションですが前席だけでなく、後席も同じ質感のシートに変更されるのでコストパフォーマンス的には悪くないと思います。
しかしながら私の体格にはマッチしませんでしたので、必ず試乗してから決めることをオススメします。
価格
220,000円
サンルーフ
11.6インチのインフォテイメントシステムと必ずセットにしなければならないオプションです。
電動チルトとスライドを備えていて小型ながらも開放感を味わえるオプションになっています。
サンルーフはリセールバリューにも貢献しますので、迷ったら付けておくことを強く推奨します！
価格
110,000円
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム(EX無しグレードのみ)
EXではないグレードを選択した場合のみのオプションです。
従来通りのナビを導入するのか、EXグレードでは標準装備の11.6インチインフォテイメントシステムを入れるかどうかが選択できます。
正直に言って、11.6インチインフォテイメントシステムは使いにくいので、EXグレードを選ばない場合には好きなナビを入れる方が賢い選択かもしれません。
価格
275,000円
ディーラーオプションについて
ディーラーオプションは全て後付可能なので、ここでは割愛します。
ディーラーによってはセール開催期間などもあるようなので、そういったタイミングで購入するとお得です。
強いて言うならベースキットが、デイライトやフロアマットが含まれるほぼ必須セットになっています。
ベースキットの中でもいろいろ選択肢があるので内容次第で価格が変わってきますが、大体110,000-150,000円くらいのキットです。
個別で買うより10,000円以上安いので、1個くらいいらないものがあったとしても付けてしまった方がお得感があります。
まとめ
新型WRX S4 VBHの各グレードの違いと選び方についてご説明しました。
非常にシンプルな構成で、消費者にとっては迷うことがありませんね！
こういうところでもスバルの消費者に対する良心的な姿勢が垣間見えます。
皆様も最適なグレードを購入して、素晴らしいWRX S4ライフを送りましょう！
納期や、私が購入したグレード、年次改良の詳細については以下にまとめていますので、気になる人は是非！
お得に購入する方法
値引きはオプション大量でも15万円くらいが限界
WRX S4 VBHは値引きが非常に渋い車種なので、値引き交渉はほぼ諦めた方が良いです。
自分の車の相場を知り、上手く立ち会って、下取の増額や高値で買い取ってくれるお店を探すことで対策しましょう！
下取り価格保証があるお店で購入
下取りの場合、納車が1年後であってもディーラーによっては価格保証してくれる可能性があります。
例えば、現時点での下取り価格が200万円だった場合、S4の納車までの8ヶ月間に普通はどんどん価格が落ちていってしまいます。
8ヶ月も経過したら150万円くらいになっていても不思議ではありません。
ディーラーによりますが下取りだと8ヶ月後であっても現時点の価格200万円を保証してくれる場合があるんです。
一般的に高額査定に繋がりやすい買取専門店に出すにしても8ヶ月後の買い取り価格と、現時点の下取り価格で比べたら下取り価格が高い可能性が十分にあると思います。
なにより、頭金や残債支払いの目処が立った状態での購入は気持ち的に楽ですよね。
特に今は中古車相場が高騰しているタイミングなので、高く下取りに出して新車を購入するのは賢い選択だと思います。
車の相場を把握する
下取りでぼったくられないために、自分の車の相場を把握してから商談に臨みましょう。
例えばYoutubeでも活躍している夢あるカーライフさん(下のバナーをクリック!)は無料で車の業者しか知らないオートオークション相場に則った相場情報を教えてくれます。
無料査定と聞くと電話が大量にかかってくるものをイメージするかもしれませんが、ここは違います。
本当に相場情報のメールが1-2通届くだけです。
こちらが伝える情報はメールアドレスとハンドルネームだけなので、悪用される可能性も非常に低いです。
相場情報提供の代わりにここのホームページに車の情報と売却価格などが匿名で掲載されます。
ホームページの内容を充実させることで、ホームページやYoutubeのアクセス数を増やすことができます。
この方はこれをビジネスにしているようです。
私達一般人にとっては損せず相場情報を入手できて、夢あるカーライフさんはホームページの充実が図れるので、どちらにとっても嬉しいサービスになっています。
