Keychronで話題の2製品、KeychronQ1とV1の比較を行いました。
名前だけだと違いがわかりにくいですが、決定的な違いがありますよ。
どちらにするか迷っている方は参考にして行ってください!
KeychronQ1とV1の比較
Q1がハイエンドモデル
とにかく性能が一番と考えている人はQ1を買っておけば間違いありません。
QシリーズはKeychronの中でもハイエンドシリーズになるので、高いけど品質は間違いないです。

価格差は約95ドル
- KeychronV1 : 84ドル
- KeychronQ1 : 179ドル
日本円換算で1万円くらいの差があります。
価格を考えれば当然Q1の方がいい物になりますので、どこまで価格と機能を妥協できるかで製品選定をする必要があります。
大きさはほぼ同じ

ご覧の通り大きさはほぼ同じです。(気持ちV1のほうが大きいですがほぼ誤差です)
重さは圧倒的にQ1が重い
- KeychronV1 : 約970g
- KeychronQ1 : 約1,600g
Q1はアルミフレーム、V1は樹脂フレームなので当然の結果ですね。
構造の違い


Q1はアルミフレーム、V1は樹脂フレーム
Q1はアルミフレーム、ガスケット入りで構造面ではV1を圧倒していますね。
樹脂の方が柔らかい音の響きがあるので、コトコト音が好きな人は樹脂フレームの方が良い場合もありますよ。
素材の値段だけで決まらないのがキーボードの奥が深いところですね。
Q1はガスケット有り、V1は無し
これは正直大きな違いです。
今どきの高級キーボードはガスケット構造になっているものがほとんどです。
そんな中、V1はガスケットがない構造なのでどうやっても打鍵感ではQ1に叶いません。
スイッチは互角
- KeychronQ1 : Gateron G Pro switches
- KeychronV1 : Keychron K Pro switches
Q1もV1もスイッチはルブ済みで、スイッチの中では最高級品と言っても過言ではありません。
しかし、打鍵感は全然違うスイッチですので好みが分かれるところです。
キーキャップはV1が高品質
- KeychronQ1 : ダブルショットのABS
- KeychronV1 : ダブルショットのPBT
キーキャップは間違いなくV1が優れています。
V1の価格帯でダブルショットのPBTが標準搭載と言うのは本当に素晴らしいですね。

打鍵音、打感は好みだがQ1優勢
KeychronQ1とV1の打鍵音比較。
Q1の方が打感は良いが、金属音チックで音が高い。 pic.twitter.com/UkgyYgg49Z— ExeRtioN (@Exertion_Car) July 25, 2022
- KeychronQ1の方が音が高い(金属音チック)
- 音が低いからかスコスコ感はV1の方があるが、打感はQ1の方が良い
全体的な評価としてはやはり、アルミフレーム、ガスケットが入っているQ1の方が打感の質感は高いです。
ただし、完全に好みの部分なので評価が非常に難しい部分ですね。
両方ともホットスワップ対応
KeychronQ1、V1共にホットスワップ対応なので軸が気に入らなければ変更することができます。
まとめ
KeychronQ1は高級キーボードへの入り口
こうやって比較してみると当たり前ですが基本的にKeychronQ1の方が品質が高いです。
KeychronQ1は高級キーボードのエントリー機と言った感じを受けました。
予算に余裕がある人は基本的にQ1を選んでおけば間違いないです。
そして、Q1に触れることで高級キーボード沼にハマる可能性大です!
KeychronV1はちょっと良いキーボードを触ってみたい人向け
V1は普通のキーボードだと嫌だけど無駄に高いゲーミングキーボードはなぁ…と言った感じの人にオススメできます。
KeychronV1の競合はマジェスタッチやリアルフォースなど昔からある高級国産キーボードになると思いました。
国産高級キーボードは価格的に高いので、それらと悩んでいる人は一旦KeychronV1を購入してみてはいかがでしょうか。
コメント
コメント一覧 (2件)
Keychron K Pro スイッチも工場出荷時に潤滑油を塗布済みですよ。
Keychron K Pro スイッチはボックス形状なのでGateron Proよりも軸のブレが少ないはずです。
ご指摘ありがとうございます。
Gateron Proの売りになっていたので、他のスイッチはそうではないものと勘違いしていました。
後日記事を修正致します。
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